カニむき身、カニしゃぶ用の甲羅・殻なし身のメリット

子どもにとっては大きなカニは、もはや食材ではなくちょっとしたエンターテイメント。その大きさや蟹の存在感を味わって楽しみを感じてもらう情操教育的な主眼はあります。甲羅や殻付きのカニ本来の姿をしている方が話題性もあって楽しいことは確かです。
が、しかし、です。
殻をむくのに夢中になるあまり会話がなくなるのはよくある話です。せっかくの家族団らんと思って購入したカニで家族がまさか静まり返るとは・・・。最初はいいのですが、2回目以降のカニのお取り寄せは、むき身のカニ脚の方が断然おすすめです。
さらに余計な殻の生ゴミが大量に出てしまうのも、厄介なので食べることを重視するのであれば、やはり購入時にすでにむき身になっているカニしゃぶがオススメなんですね。
また残ったカニを別の料理で翌日作るにしてももはやそこにカニの甲羅の存在感は誰も見てくれないので、調理しやすいむき身であれば天ぷらやチャーハン、サラダまたはお弁当など別のレシピに簡単に使うことができるから、すでに殻が取り除いてあるカニしゃぶ用むき身が都合がいいのです。
姿形を気にする通常のカニよりも、カニしゃぶ用のむき身であれば折れてるなどの見た目品質に影響しないため、姿で買うよりも安く購入できるのもメリットです。リピーターの購入者が、殻付き姿のカニを買うよりも、よっぽど身自体のボリュームがあって食べやすいカニしゃぶ用をお取り寄せする方が多い理由なのです。